めっき圧延加工材

複合機能材料

複合機能材料

めっき圧延加工材

概要・特徴

めっき圧延加工材は、ベース材(主に銅合金)にめっきを施した後、圧延と熱処理を組み合わせることで通常のめっき材より密着性を向上させた材料です。
めっき後に圧延及び熱処理をすることで、めっき膜中のピンホールを無くすと共に、境界面で拡散結合を得ることができ、耐摺動磨耗性や密着性を向上させることができます。通常のクラッド材(複数の金属を貼り合わせる)の製法ではクラッド部の厚みが大きくなってしまうため、貴金属クラッドではコストが高くなる傾向にありますが、めっき圧延加工材の場合、貴金属クラッド部の膜厚がめっき程度であるため、貴金属の大幅な使用量削減によりコストダウンが見込めます。
めっき加工そのものは外注先にて行ないますが、めっきの種類毎に最適な外注先を選定し、めっき後の圧延や熱処理、そして最終的な品質保証は当社で行ないます。

製造可能範囲やめっきの種類、電気めっきとの違いなど、詳しい情報はこちらのページ を参照ください。


その他の複合機能材料との組み合わせも可能です。関連ページ欄よりアクセスください。

複合機能材料/複合組み合わせ材料

金属材料に+αの機能を付加し、単一材では得られない複合特性を持たせた材料です。

めっき加工

フープ材へのめっき加工も対応可能です。対応可能なめっきの種類はこちらより。

溶融はんだめっき│ソルダー

予備はんだとして、プレス後のはんだ付けの生産性向上が可能な材料です。

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