SPCCは、JIS G 3141『冷間圧延鋼板及び鋼帯』に規定される鋼種で、極低炭素の鋼材で「普通鋼」とも呼ばれます。
低炭素のため加工しやすく、軟質仕上げにおいては絞り加工などにも向いています。
当社では、みがき特殊帯鋼製造で培った豊富な経験と技術を元に、市場流通量の少ない板厚t0.40mm以下の薄板やt0.099mm以下の箔、焼鈍仕上げ(A)~強圧延仕上げ(1B, 1D)も小ロットで製造いたします。
このような特徴から当社材の用途は、時計、カメラ、事務機、電気、自動車、その他特殊精密機械向けが多くなっています。