板厚が0.10㎜未満のものを一般的に箔(はく)と呼びます。
近年の部品設計は、軽・薄・短・小 の方向にあり、これらを実現するためには、既存材料の板厚を薄くすることが有効です。
そのため、最近では部品の低背化、軽量化、小型化を目的に、使用する金属材料の箔材への切り換えをご検討されるお客様からのお引合いも増えております。
当社では、ステンレス鋼はもちろん、普通鋼や炭素鋼などの鉄鋼材料から、ニッケル合金やコバルト合金、銅合金などの非鉄金属まで、当社で製造するすべての材質において箔材の製造が可能です。
当社の金属箔の主な特長は以下の通りです。
(1) めっき加工も対応します。
電子部品用途ではニーズの多いニッケルめっきや貴金属めっきもフープ状態で行うことができます。
めっき自体は外注加工となりますが、当社でめっきまで含めた一元管理をすることで、お客様の工数削減に貢献いたします。
(2) 永年の実績で高品質をお約束します。
当社は日本で初めて厚さ10μmの圧延に成功した実績を持っています。
電子部品用途で要求の多い表面疵の品質管理や厳しい板厚精度など、一般材では対応できない品質を保証いたします。
(3) カスタムスペックを小ロットで製造いたします。
受注生産なので、材質、板厚、調質など、仕様を細かくお選びいただけます。
市場にはほとんど流通していないスペックも当社なら小ロットで承ります。
ステンレス箔(SUS箔)の製造範囲や規格については
こちらのページを参照ください。