TDS-1への切り替えで軟磁性材料の後めっきを省略!工数削減によりコストダウンを実現!
接点バネにSUS301,SUS304を使用しているお客様より、応力腐食割れにお悩みとのことでご相談をいただきました。高耐食性、高疲労強度、高いばね性といった特徴をもつ、「TOKKIN® 350 JIN®」をご提案し、
応力腐食割れのリスク回避ができました。
SUS301, SUS304を使用しているが、応力腐食割れが発生して困っている…。
高耐食性、高疲労強度、高いばね性を兼ね備えたTOKKIN® 350 JIN®をご提案。
【応力腐食割れ改善】応力腐食割れの発生を改善することができました。
【耐久性向上】ばねの耐久性向上にもつなげることができました。
精密機器の接点バネにSUS301,SUS304を使用しているが、応力腐食割れが発生し困っている。
耐食性の高いSUS316Lを検討するも、ばね用途として強度が足りず当社にご相談いただきました。
以下の特徴をもつ、「高強度高延性ステンレス鋼 TOKKIN® 350 JIN®」をご提案しました。
Ys 1500MPa以上の高い強度を持つTOKKIN® 350 JIN®を使用することで、
当初の課題であった応力腐食割れの改善に加えて、ばねの耐久性向上も狙いました。
また、TOKKIN 350 JINは同等強度のSUS301やSUS304と比較し伸び率も高いため、
プレス加工時のクラック防止や部品設計の自由度も上がると考えました。
当社独自に考案された工法「JIN®(ジン)」により、通常の製法では得られない高い強度と優れた加工性を併せ持つ材料です。
応力腐食割れをはじめ、ステンレス鋼の腐食形態のコラムもぜひご覧ください。
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