板厚公差って必要なの?そもそも公差ってなに?
板厚公差(厚さの許容差)が必要な理由や厳しく管理できることでどんなメリットがあるのかについて解説しております。
ばね部品の性能安定化のために厳しい板厚公差材を使用されていた電子機器メーカー様。現行メーカーの品質ばらつきと海外からの調達に不安を感じ、当社にご相談いただきました。
厳しい板厚管理がされている材料を小ロットで調達したい。 複数社購買で供給リスクを分散したい。
「小ロット」 かつ「当社SS板厚公差」でのオーダーメイドをご提案。
また、安定供給のための定期的な情報交換を実施。
【品質】板厚のばらつき減少による、安定した部品性能の実現
【ロット】カスタムスペックかつ小ロットでも、安定したサプライチェーンを確立
精密機器のばね部品の性能を安定させるためには、板厚のばらつきを最小限に抑えることが必須でした。
現行メーカー材も一般材と比較すると板厚公差は厳しいものの、ロットによってばらつきがあり、まだまだお客様の満足できるレベルではありませんでした。
さらに、海外のサプライヤーということもあり、安定した入手経路にも悩んでおられました。
ご要望: 板厚0.50mmに対し、希望公差+0/-0.020mm
(0.50mmを超えてはならず、0.480~0.490mmを狙って欲しい)
「小ロット」 かつ「 当社SS板厚公差」でのオーダーメイドをご提案。また、安定供給のための定期的な情報交換を実施。
当社は薄板のリロールメーカーで、高精度な板厚管理を得意としています。
JIS公差はもちろん、他社よりも厳しい公差で、フープ材の全長においてばらつきの少ない材料を提供いたします。
高精度板厚材料の詳細は以下をご確認ください。
関連製品|高精度板厚材料 詳細ページへ
板厚を含めた、幅、長さなどの寸法許容差については以下をご確認ください。
関連技術|寸法許容範囲 詳細ページへ
本記事でご紹介した「当社SS公差」が掲載されたページです。今回の品質安定以外にもどんなメリットが見込めるか記載しています。
当社で製造する製品の各種寸法許容差(厚さ、幅、長さ、横曲り)を掲載しています。
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