磁場を印加しても磁化されにくいステンレス鋼を「非磁性ステンレス鋼」といいますが、一般に非磁性といわれるオーステナイト系ステンレス鋼のSUS304やSUS316Lにおいても、冷間加工率の増加に伴い透磁率が上昇してしまうため、材料を非磁性のまま使用するためには加工率を低く抑えたり、強度が不足するなどの課題がありました。
極めて高い加工率でも非磁性を維持できるよう成分調整された鋼種です。500HVの極めて高い強度を得ることができるため、高い非磁性と高いばね性を求められる用途に最適です。軟質材は絞り加工も可能です。
また、TNM-1以外にも、お客様の課題や実際の使用方法に応じて適切な材料の選定をお手伝いさせていただきます。
TNM-1の製品資料もご用意していますので、まずはお気軽にお問い合わせください。