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熱処理用真空保護パック向け SUS316L-2B 金属箔(板厚0.05mm)採用事例

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熱処理用真空保護パック向け SUS316L-2B 金属箔(板厚0.05mm)採用事例

初版公開日:2023/10/11

製品の高機能化・小型化が進む中で、金属箔に求められる特性や精度は年々高度化しています。
本事例では、熱処理用真空保護パック用途において課題となっていた、機械特性と耐熱性の両立に対し、TOKKINのカスタムスペック金属箔でのご提案事例を紹介します。
金属箔選定や仕様検討のヒントとして、ぜひご覧ください。

ニーズ

内部を真空にするため、部品に追従できる柔軟さと熱処理温度500℃に耐えられる材質で作りたい。

ご提案内容

SUS316L-2B 板厚0.05mmをご提案

ご提案のポイント

  • 耐熱耐食性が高く、流通性とコストのバランスがいいSUS316Lを選定
  • 部品形状に追従できるよう、軟質で伸び率の高い調質2Bに調整

部品を熱処理する時の酸化防止用に金属箔で保護パックを作りたい。
パック内を真空にするため硬すぎたり、厚すぎたりすると扱いにくい。
熱処理温度500℃の熱でも破損や変質しない材料が条件。
metal_pack.jpeg

関連リンク

金属箔の詳しい材料特性は ⇒ こちらから
SUS316Lの詳しい材料特性は ⇒ こちらから

アルミ箔は入手性や加工性はいいのですが、耐熱性や強度面で要求を満たせません。
また、一般的に流通しているSUS304-H材は硬質のため柔軟性がなく、曲げ部から破損する恐れがあります。

以上の検討結果から、

  • 耐熱・耐食性があり、コストバランスを考慮した鋼種 ➡ SUS316L
  • 柔軟性や伸びを確保できる調質 ➡ 2B仕上げ
  • 取扱いしやすい板厚 ➡ 0.05mm

といった組み合わせをご提示しました。

本事例のように、用途や使用条件に応じて、材質・調質・板厚等を個別に調整したカスタムスペック材を小ロット生産で対応しています。
金属箔のカットサンプルも各種ご用意していますので、まずはお気軽にご相談ください。

high-precision catalogue

当社の金属箔についてまとめた資料を用意しました。

4.関連製品・関連ページ

金属箔

ステンレスでは満足できない要求特性なら、ニッケル合金などでも製造可能です。製造実績はこちらを参照ください。

SUS316L

SUS316Lの基本データはこちらを参照ください。

ステンレス箔

SUS316L以外のステンレス鋼でも板厚0.10mm未満の箔を製造できます。

この記事を書いた人

TOKKIN技術コラム編集部

精密金属材料メーカーとして80年以上の実績を持つ特殊金属エクセルが運営。
長年培った知見や日々寄せられるお客様からのご相談を元に、技術開発と営業が連携してお客様の疑問や課題解決に役立つ情報を発信しています。​

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