JIS規格と外国規格 近似の規格番号は?簡易規格対比表をご紹介!
以下に検証プロセスの流れと各プロセスの目的を解説いたします。
通常、下図の左側から順に進められますが、スケジュールや検証状況などによって調整が入ります。
横にスクロールしてご覧いただけます。
試作 | 概念実証 | PoC Prototype |
(Proof of Cosept) |
アイデアやコンセプトが技術的に実行可能かどうかを検証する段階 PoCの結果を元に、概念を具体化した試作品(Prototype)を作成し、概念の有効性を確認することもあります。 |
技術検証 | EVT | (Engineering Validation Test) |
製品が仕様通りに動くかを検証する「技術検証」の段階 製品の設計仕様に基づいて、機能や性能のテストを実施します。問題や不具合を特定し、製品の品質を向上させるための改善が行われます。EVT1~3のように段階的に検証が行われる場合があります。 |
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└EVT1 |
主要な機能の動作や基本的な性能がテストされ、製品の設計が概念や仕様に適合していることを確認します。 |
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└EVT2 └EVT3 |
EVT1で出た課題に対し、基本的な機能や要件の検証がさらに詳細に行われます。製品の設計がより洗練されます。 |
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設計検証 | DVT | (Design verification test) |
製品が設計通りにできているかを検証する「設計検証」の段階 この段階になると、金型で成形した部品で試作が行われ、機能や性能、信頼性などの検証のほか、量産に向けたリスクなども評価されます。 |
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生産検証 | PVT | (Process verification Test) |
製造プロセスが大量生産に耐えられるかを検証する「生産検証」の段階 製品の量産に向けた生産プロセスを検証し、品質管理や製造効率の向上が行われます。 |
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量産 | 量産試作 | PP | (Pre-Production) |
PVTでできあがった試作品を「少量生産」する段階 量産とまったく同じ部品や部材、プロセスを用いて、少量の製品を製造します。 |
量産 | MP | (Mass Production) |
製品が「大量生産」される段階 製品の市場への出荷が行われます。品質管理や製造プロセスの効率化が重要となってきます。 |
この検証プロセスでは、一つのデバイスの中に使われる多くの部品や材料の一つ一つにおいても掘り下げて検証されます。 当社では、お客様の製品が十分な性能を発揮できるよう、検証結果のフィードバックを元に何度もすり合わせを行い、お客様の製品開発に材料で貢献しています。
当社の対応力についてはぜひこちらのページもご覧ください。
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