TDS-1への切り替えで軟磁性材料の後めっきを省略!工数削減によりコストダウンを実現!
コネクター部品において、市中の一般材を使われていたお客様から、プレス加工後の曲げ角度が安定しないというご相談いただきました。
市中の一般材を使っているが、プレス加工後の曲げ角度が安定しない
必要強度を維持したまま、曲げ角度の安定化を図りたい
最大のパフォーマンスが得られる機械特性を試作にて見極め、
一般材にはない硬さ規格をカスタムメイドで作り込むことをご提案
【品質】プレス加工後の曲げ角度が安定しました
【仕様調整】ご満足いただける硬さと加工性の着地点を見つけられました
市中の一般材(SUS301-3/4H HV370以上)を使っているが、ロットごとに硬さのばらつきが大きく、プレス加工後の曲げ角度が安定しない。
必要強度は維持したまま、曲げ角度の安定化を図りたい。
使用されていた市中品の硬さ実測値を調べたところ、想定よりもかなり高いことが判明。(実測値HV500に近い)
そのため加工後のスプリングバックが起きやすくなっていると考えました。
また、片側規格(以上規格)のため、規格内でも大きなバラツキが発生する可能性があり、当社で上下限のある硬さ規格でのカスタムメイドをご提案しました。
このように複数回の試作を行い、最終的に硬さHV400~480(狙いHV400)に決定しました。
所有試験機は21種類以上。
通常の出荷検査はもちろん、疲労試験や電子顕微鏡などの基礎調査用の機器も多数所有しています。データに裏付けされたご提案で、お客様の品質向上、課題解決を実現します。
SUS301の詳細や標準規格はこちらを参照ください。 当事例のように、カスタムスペックも試作から柔軟に対応していますので、お気軽にご相談(無料)ください。
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