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TOKKIN JIN®シリーズへの切り換えで、曲げ加工時のクラックの問題を解決!

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TOKKIN JIN®シリーズへの切り換えで、曲げ加工時のクラックの問題を解決!

SUS301を使用しているお客様より、曲げ加工時の割れにお困りとのことでご相談をいただきました。
高強度x高延性を両立したステンレス鋼 TOKKIN JIN®シリーズをご提案させていただき、
加工時のクラックの発生を改善できました。

課題・背景

SUS301-Hを使用しているが、曲げ加工時にクラックが入って困っている

ご提案内容

高い強度と優れた加工性を併せ持つ材料「TOKKIN JIN®シリーズ」をご提案

結果

【加工時の割れ解消】材料の強度を落とすことなく、加工時のクラックの発生を改善できました

曲げ加工のあるばね部品にSUS301-Hを使用しているが、プレス時に曲げ部にクラックが入ってしまい困っている。

クラック回避のために以下の対策を試みるも、強度、加工性、作業性のすべてを満足することができず、当社にご相談いただきました。

  • (1) 鋼種はそのまま(SUS301)で調質を1/2Hに落とす 

         ▶ 加工性は改善されたが、強度が足りなくなってしまった

  • (2) SUS631-A材を加工後、2段階の熱処理で強度を上げる 

         ▶ 加工性、強度は満たされたが、手間のかかる熱処理工程が追加されてしまった



  • 材質:SUS301-H

SUS301に当社独自工法の「JIN®(ジン)」処理を適用し、高い強度と優れた加工性を両立させた材料
高強度高延性ステンレス鋼 TOKKIN JIN®シリーズ”をご提案しました。

TOKKIN JIN®シリーズには以下の様な特徴があり、お客様のご要望にお応えできると考えました

      • SUS301-Hと同等以上の強度を確保しつつ優れた加工性を持つ
      • SUS631-Aに必要な2段階の熱処理を省ける



      • 材質 :TOKKIN® 350 JIN®・TOKKIN® 301 JIN®

ちょこっとメモ

<TOKKIN® 350 JIN®・TOKKIN® 301 JIN®の主な違い>

  • TOKKIN® 350 JIN®・・・より高い延性と耐食性、異方性が気になる用途に
  • TOKKIN® 301 JIN®・・・SUS301と同成分、TOKKIN 350 JINほどの延性や耐食性は必要ない用途に


関連リンク

TOKKIN JIN®シリーズの詳しい材料特性は ⇒ こちらから

TOKKIN 350 JIN®の資料ダウンロードは ⇒ こちらから

TOKKIN 301 JIN®の資料ダウンロードは ⇒ こちらから

材料強度を落とすことなく、熱処理工程を増やすことなく、加工時のクラックの発生を解消できました。

 

高強度高延性ステンレス鋼 JIN®(ジン)
TOKKIN 350 JIN, TOKKIN 301 JIN

当社独自に考案された工法「JIN®(ジン)」により、通常の製法では得られない高い強度と優れた加工性を併せ持つ材料です。

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