TDS-1への切り替えで軟磁性材料の後めっきを省略!工数削減によりコストダウンを実現!
歯科矯正器具のメーカー様より、既存材SUS631での強度不足の相談があり、材質変更のご提案をさせていただきました。
強度の課題解決以外にも、特殊材における技術サポートに対し、大変ご満足いただけました。
既存材SUS631の強度不足により、使用中に塑性変形してしまう。
患者様の部品取り替えの負担を軽減したい。
極めて高い強度と生体適合性のある
MP35Nをご提案
(新規材料のため、機能最大化となる最適な条件を試作にて見極め要)
【品質】最適な強度設定で使用中の塑性変形を解消できました
【サポート】営業・技術の細かなサポートにより、最適な仕様条件を見極めることができました
歯科矯正用部品において、既存材のSUS631では強度が不足し、使用中に塑性変形してしまい緩みが生じていた。
塑性変形した部品は取り換えが必要となるため、患者様に負担がかかってしまう。
これを解消するため、お客様独自で切換材料を検討するも、材料知識が少ないため最適な材料を選定できるまでには至らず、当社にご相談をいただきました。
歯科矯正器具の部品(クリップ)ということで、
当初の課題であった高強度を満たし、
かつ 耐食性・生体適合性があり、
さらに、非磁性(MRIなどに対応)
である材料「MP35N」をご提案。
※MP35Nは外科用インプラント規格を持つ材料です。
MP35Nは、これまでお客様が使用したことのない材料だったため、「部品形状への加工性」と「塑性変形しない強度」の両立を図るために当社からいくつかの条件を提示させていただき、複数回の試作にて最適な仕様を見極めることができました。
MP35Nの詳しい材料特性は ⇒ こちらから
MP35Nの資料ダウンロードは ⇒ こちらから
MP35Nの材料特性については、こちらを参照ください。
詳しい材料特性が載ったリーフレットもこちらのページからダウンロードできます。
製品開発の流れを技術コラムで紹介しています。開発段階における当社のサポート体制もこちらのページを参照ください。
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