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板厚公差をシビアにすることで、研磨工程削減!トータルコストダウンを実現します

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板厚公差をシビアにすることで、研磨工程削減!トータルコストダウンを実現します|TOKKIN

家電向けの部品製造の依頼を受けたプレスメーカー様が、部品の板厚バラツキに悩まれ、当社にお問い合わせをいただきました。

課題・背景

市中材のJIS規格品を研磨で板厚調整しながら使用
板厚公差内でのバラツキが大きく、研磨コストがかなりかかっていた

ご提案内容

最終製品板厚での受注生産をご提案
さらに、板厚公差もシビアにすることでさらなるバラツキ低減を狙いました

結果

【工数削減】最終製品板厚で発注することで研磨工程を省くことができました。
【総コスト】工数削減によりトータルコストダウンを実現しました。

最終板厚が半端であったことに加え、板厚公差も厳しいことから、少し厚めの市中材(JIS規格品)を研磨にて調整しながら使用されていました。
JIS一般規格品のため、板厚公差内のバラツキが大きく、部品の寸法規格を満足させるために研磨コストがかなりかかっているとのことで、当社にご相談いただきました。

当社にて最終製品板厚のt1.53mmを中心として受注生産をご提案。
さらに、板厚公差もSSランク(±0.016mm)とシビアに設定することで、さらなる寸法バラツキの低減を狙いました。

  • 材質  :SUS420J2 2B
  • 寸法  :改善前 板厚1.80±0.15mm(JIS一般公差)
         改善後 板厚1.53±0.016mm(当社SS公差)×幅113.0mm×コイル

<工程イメージ>

casestudy-Improvement-11.png

関連リンク

特金の寸法許容差については ⇒ こちらから

高精度板厚材料については ⇒ こちらから

研磨加工の必要性がなくなり、工数削減につなげることができました。

研磨の削減により、トータルコストダウンになりました。

寸法のバラツキが低減され、品質向上も実現できました。

寸法許容差

当社製品の各種寸法許容差の一覧です。ご希望の公差は個別で対応可能です。

高精度板厚材料

JIS規格や他社材では対応できない板厚公差をお受けしています。

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