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Superalloys

ニッケル合金, コバルト合金, チタン合金

製品概要

Ni、Co、Tiをベースにした材料で、ステンレス鋼よりも耐食性や耐熱性などに優れます。
当社で製造する冷延帯以外にも、厚板やワイヤー、棒、極細パイプなど、国内外の協力会社からのお取り寄せにも柔軟に対応しています。
流動品のため調達可否はお問い合わせください。

対応可能形状

製造可能寸法

製造寸法は、材質や形状により異なりますので、まずはお問い合わせください。
HC-276、HC-22、Alloy625、Alloy718、Alloy X750、MP35Nは、詳細ページに当社で製造する場合のコイル・板の製造範囲を記載しています。

合金一覧

ニッケル合金

合金名をクリックすると各合金の詳細ページに移動します。
下表は代表的な成分のみ記載しておりますので、より詳しい成分値につきましては詳細ページをご覧ください。

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合金名 UNS No. 代表的な化学成分 [mass%] 概要
Cr Ni Mo Co
HC-276 N10276 15.50 57.00 16.00 2.50 HC-276は、広範囲の腐食環境に対して耐食性を持ち、溶接部の耐食性も良好です。耐熱強度を求められる用途にも使用されています。
ハステロイC276もしくはその相当材を素材に使用いたします。
HC-22 N06022 22.00 56.00 13.00 2.50 HC-22は、Ni-Cr-Mo合金の中でも全般的に優れた耐食性を有しています。 還元性や酸化性の腐食環境に対して極めて優れた耐食性を持ち、還元・酸化が繰り返される用途に使用されています。 ハステロイC22もしくはその相当材を素材に使用いたします。
Alloy B-3 N10675 1.50 Bal. 28.50 1.50 Alloy B-3は、塩酸、硫酸や他の還元性腐食環境に対して優れた耐食性を持ち、熱安定性、成形性、耐応力腐食割れにも優れています。
Alloy C-2000 N06200 23.00 Bal. 16.00 1.00 Alloy C-2000は、還元性や酸化性の腐食環境に対して優れた耐食性を持ちます。HC-276と比較し、ある一定条件での耐食性、耐応力腐食割れに優れています。
Alloy C-4 N06455 16.00 62.00 15.50 2.00 Alloy C-4は、HC-276相当の耐食性を持ち、650~1040℃間の高温安定性に優れています。
Alloy X N06002 22.00 47.00 9.00 1.50 Alloy Xは、1200℃での高温強度、耐酸化特性、成形性のバランスが非常に良く、宇宙航空用途、産業のガスタービンエンジン燃焼室、排気管などに最も良く使用されています。
Alloy 214 N07214 16.00 75.00 0.50 2.00 Alloy 214は、1260℃までの温度範囲で耐酸化特性、耐浸炭性、耐塩素性に優れた合金です。メタルハニカムや、ガスタービンなどの厳しい高温環境にさらされる部品に使用されています。
Alloy 230 N06230 22.00 53.00 2.00 5.00 Alloy 230は、主要な耐熱合金の中で、加工性、熱サイクル耐性、耐酸化特性、熱安定性、強度のバランスに優れた合金です。ガスタービンや化石燃料プラントや化学プラント、熱処理が必要なプラントに使用されています。
Alloy 242 N10242 9.00 60.00 25.00 2.50 Alloy242は、705℃までの温度範囲で優れた強度をもつ時効硬化合金です。他にも815℃までの耐酸化特性、低い熱膨張特性、高成形性、さらに高温のフッ素と耐フッ化物環境での優れた抵抗性を持つため、ガスタービン、化学プラント、フッ素重合体プラスチック生産、CPIアプリケーションなどに使用されています。
Alloy 263 N07263 20.00 Bal. 6.00 20.00 Alloy 263は、540~870℃の温度範囲で優れた成形性を持ち、優れた溶接性を持つ時効硬化合金です。
Alloy 282
HAYNES® 282
N07208 19.50 57.00 8.50 10.00 Alloy 282は、良好な溶接性と加工性、他の合金では例を見ないほどの耐熱特性をもつスーパーアロイです。
そのため、航空宇宙分野や自動車などにおいて、高温特性を要求される用途に使用されています。
当社では、HAYNES 282もしくはその相当材を素材に使用いたします。
Alloy 600 N06600 15.50 72.00 - - Alloy 600は、高温での耐酸化性が優れたNi基合金です。アルカリに高い耐食性を持っています。
Alloy 601 N06601 23.00 60.50 - - Alloy 601は、熱処理を必要とすることなく優れた加工性と耐食性、溶接性、強度を持ち、極低温から982℃までの温度範囲で使用されています。
当社ではインコネル600(Inconel 600)もしくはその相当材を素材に使用いたします。
Alloy 625 N06625 21.50 58.00 9.00 1.00 Alloy 625は、優れた耐食性と耐熱性を兼ねそろえた固溶強化合金で、溶接性もいい材料です。インコネル 625もしくはその相当材を素材に使用いたします。
Alloy 718 N07718 19.00 52.50 3.05 1.00 Alloy 718は、溶体化処理状態での加工性と、熱処理後の優れた強度と耐食性、溶接性を持ち、極低温から982℃までの温度範囲で使用されています。
インコネル718もしくはその相当材を素材に使用いたします。
Alloy X750 N07750 15.50 70.00 - 1.00 Alloy X750は、815℃までの温度範囲で優れた強度を持つ時効硬化合金です。
インコネルX750もしくはその相当材を素材に使用いたします。
Alloy 800 N08800 21.00 32.00 - - Alloy 800は、高温で長時間保持しても組織が安定しており、強度と耐浸炭性が良い合金です。湿潤環境での耐食性も良好で、加工性も優れています。
Alloy 825 N08825 21.50 42.00 3.00 - Alloy 825は、還元性・酸化性双方の酸(特に硫酸と燐酸)や応力腐食割れ・孔食・隙間腐食 などに対する耐食性に優れています。
Alloy 925 N09925 21.00 44.00 3.00 - Alloy 925は、広範囲腐食環境に対しインコネル825相当の耐食性の良さを発揮する析出硬化合金です。
Alloy 400 N04400 - 66.50 - - Alloy 400は、強度があり加工性が良いのに加え、海水・酸・アルカリなど広範囲な耐食性に優れています。古くから広く使用されていますNi合金の一つです。
Alloy K500 N05500 - 66.50 - - Alloy K500は、モネル400相当の耐食性を持ちながら、より高強度・高硬度を持たせた析出硬化合金です。-100℃の極低温でも完全非磁性です。
Alloy 902 N09902 5.33 42.25 - - Alloy 902は、析出硬化型Ni-Fe-Cr合金です。冷間加工率と熱処理条件により、-45~60℃での弾性係数を一定にすることができます。
Alloy 90 N07090 19.50 53.00 - 18.00 Alloy 90は、920℃までの高クリープ特性を持つ耐食・耐酸化性が優れた析出硬化合金です。
Alloy 41
N07041  19.00 52.00 10.00  11.00 Alloy 41は、649~982℃の温度範囲で高い強度を有している析出硬化合金です。
WASPALOY™ N07001 19.50 53.00 4.25 13.50 Waspaloyは、高温強度に優れ、982℃までの耐高温腐食性と耐硫化性の優れた合金であり、ジェットエンジンタービンホイール、バケツ、スペンサー、シャフトに使用されています。
A286 UNS S66286  14.75 25.50 1.25  - A286は、高温での高い強度と耐食性を備えた時効硬化可能なFe-Ni-Cr合金です。
合金名 UNS No. Cr Ni Mo Co 概要
化学成分値 [mass%]

本品もしくは相当品を素材に使用いたします。

※HAYNES ® はヘインズ インタ-ナシヨナル インコ-ポレ-テツドの登録商標です。

※WASPALOY はUnited Technologies Corp.の登録商標です。

コバルト合金

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下表は代表的な成分のみ記載しておりますので、より詳しい成分値につきましては詳細ページをご覧ください。


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合金名 UNS No. 代表的な化学成分 [mass%] 概要
Cr Ni Mo Co
MP35N™ R30035 20.00 35.00 9.75 Bal. MP35Nは、非常に高い強度と優れた耐食性、高い疲労強度を併せ持つ非磁性のCo-Ni-Cr-Mo合金(コバルト-ニッケル-クロム-モリブデン)です。
硫化物の応力腐食割れに対して高い耐性を示し、高濃度の硫化水素雰囲気の天然ガス掘削においても優れた性能を発揮します。海水では隙間腐食や応力腐食やピッティングに対して最高レベルの耐性があります。
また、生体適合性も高いため、インプラントや歯科器具などの医療用途としてもよく使われます。
極低温から454℃の温度域で使用されます。

当社では箔や薄板をはじめ、極細パイプ、パイプ、棒、板など、さまざまな形状を取り扱っています。
L605 R30605 20.00 10.00 - 51.00 L605は、高温雰囲気において強度と耐浸炭性、耐酸化特性がいい合金で、ジェットエンジンコンポーネントやアフターバーナー部によく使用されています。
Alloy 188 R30188 22.00 22.00 - 39.00 Alloy 188 は、1093℃(2000℉)までの高温環境及び高温腐食環境に優れた耐性を持つコバルトをベースとしたニッケル、クロム、タングステン合金(Co-Ni-Cr-W)です。
合金名 UNS No. Cr Ni Mo Co 概要
化学成分値 [mass%]

本品もしくは相当品を素材に使用いたします。

※MP35N は Standard Pressed Steel. の登録商標です。

チタン合金

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下表は代表的な成分のみ記載しておりますので、より詳しい成分値につきましては詳細ページをご覧ください。


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合金名 UNS No. 代表的な化学成分 [mass%] 概要
C
max
Fe
max
Al Ti
TITANIUM Grade1 R50250 0.08 0.20 - Bal. TITANIUM Grade1は、純度の高い純チタン。適切に結晶粒度をコントロールすることで深絞りに適した伸び特性を得ることができます。
TITANIUM Grade2 R50400 0.08 0.30 - Bal. TITANIUM Grade2は、伸びと成形性を必要とする用途に使われる純チタンです。
TITANIUM Grade4 R50700 0.08 0.50 - Bal. TITANIUM Grade4は、高い強度を持つ純チタンです。
TITANIUM Grade7 R52400 0.08 0.30 - Bal. TITANIUM Grade7は、高い溶接性と加工性、耐食性を持つチタン合金です。
TITANIUM Grade11 R52250 0.08 0.20 - Bal. TITANIUM Grade11は、塩化物環境における耐食性を持つチタン合金です。
Beta 21S R58210 0.05 0.40 2.5-3.5 Bal. Beta 21Sは、高い耐酸化特性と冷間での加工が可能な準安定ベータチタンです。
3-2.5(Grade9) R56320 0.05 0.30 2.5-3.5 Bal. 3-2.5 (Grade 9)は、高い溶接性と加工性、耐食性を持つアルファ・ベータチタンです。
合金名 UNS No. C
max
Fe
max
Al Ti 概要
代表的な化学成分 [mass%]


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