TOKKIN® 350 JIN®|高強度高延性ステンレス鋼

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TOKKIN® 350 JIN®|高強度高延性ステンレス鋼

概要・特徴

当社独自鋼種のTOKKIN 350の素材に、当社独自に考案された工法「JIN®(ジン)」を施すことで、通常の製法では得られない高い強度と優れた加工性、高い信頼性を実現した材料です。

TOKKIN 350 JINの主な特長は以下の通りです。

(1) 高強度と高延性を両立
 代表値:耐力Ys 1500MPa以上&伸びEl 20%以上

(2) 機械的異方性が小さい
 部品設計の自由度が高くなります。

(3) 加工後の熱処理不要
 熱処理による寸法変化がなくなり、寸法精度が安定します。

SUS301と同等の強度を確保しつつ加工性を高めたい、SUS631やSUS632J1の析出硬化熱処理を省きたい、などのご要望にお応えすることができる材料です。

本製品資料(ダウンロード)もしくはこちらのページ でも詳細をご案内しています。

主な用途

振動モーター、ヒンジ、タクティールスイッチ・メンブレンスイッチ

対応可能形状

製造可能範囲(コイル、板)

板厚

0.030~0.60mm

3.0~300mm

長さ

コイル もしくは L2000mm以下のシート

当社で製造するコイルやシート材の製造範囲です。

以下の数値は焼鈍状態での代表値となりますため、JINの状態では若干違いがある場合があります。

密度

7.92 g/cm³

比熱

461 J/(kg・K)

電気抵抗

79 μΩ・cm

熱膨張係数

15.2×10-6/K (25~100℃)

熱伝導率

15.4 W/(m・K) (100℃)

TOKKIN 350 JINは、高強度と高延性を両立します。
機械的性質の規格および代表値は下表の通りです。
こちらのページでTOKKIN 350 JINと通常SUS301との引張試験動画(SS曲線あり)を公開していますので、ぜひご覧ください。

SUS316Lよりも高い耐孔食性を有しています。

高強度高延性ステンレス鋼│JIN®シリーズ

当社独自工法により、高い強度と優れた加工性を併せ持つ材料です。

ばね用ステンレス鋼

SUS301, 304, 631, 632J1, 420J2の特徴や鋼種比較はこちらをご覧ください。

析出硬化系ステンレス鋼

析出硬化処理により強度を高められる600番系のステンレス鋼の特長はこちらより。

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