TOKKIN® 301 JIN®|高強度高延性ステンレス鋼

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TOKKIN® 301 JIN®|高強度高延性ステンレス鋼

概要・特徴

SUS301の素材に、当社独自に考案された工法「JIN®(ジン)」を施すことで、通常の製法では得られない高い強度と優れた加工性を実現した材料です。
また独自技術の表面処理を施すことで、通常のSUS301と比較し、飛躍的に表面耐食性を向上させています。

TOKKIN 301 JINの主な特長は以下の通りです。

(1) 高強度と高延性を両立
 代表値:耐力Ys 1400MPa以上&伸びEl 12%以上

(2) 通常のSUS301を大きく上回る表面耐食性

SUS301の強度を確保しつつ加工性を高めたい、SUS301の素材成分を変えたくない、SUS631やSUS632J1の析出硬化熱処理を省きたい、などのご要望にお応えすることができる材料です。

本製品資料(ダウンロード)もしくはこちらのページ でも詳細をご案内しています。

主な用途

振動モーター、ヒンジ、タクティールスイッチ・メンブレンスイッチ

対応可能形状

製造可能範囲(コイル、板)

板厚

0.030~0.60mm

3.0~300mm

長さ

コイル もしくは L2000mm以下のシート

当社で製造するコイルやシート材の製造範囲です。

化学成分はJIS SUS301に準拠いたします。

密度

7.93 g/cm³

比熱

502 J/(kg・K)

電気抵抗

72 μΩ・cm

ヤング率

193 GPa

熱膨張係数

16.9×10-6/K(0~100℃)

熱伝導率

16.3 W/(m・K)

融点

1380-1420 ℃

磁性

弱い磁性あり

TOKKIN 301 JINは、高強度と高延性を両立し、同等耐力を持つ SUS301 よりも高い伸びを有します。
下表は参考規格と代表値です。規格値については別途相談となりますので、お問い合わせください。

TOKKIN 301 JINの表面は、従来のSUS301よりも高い耐食性を有しています。

高強度高延性ステンレス鋼│JIN®シリーズ

当社独自工法により、高い強度と優れた加工性を併せ持つ材料です。

超微細結晶粒ステンレス鋼│nanoSUS®シリーズ

結晶粒径を微細化することで、強度、疲労特性、加工性の向上が見込めます。

ばね用ステンレス鋼

SUS301, 304, 631, 632J1, 420J2の特徴や鋼種比較はこちらをご覧ください。

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