SUS304L|オーステナイト系ステンレス鋼

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SUS304L|オーステナイト系ステンレス鋼

概要・特徴

SUS304Lは、オーステナイト系ステンレス鋼の代表鋼種であるSUS304の炭素(C)を低減させた鋼種です。
SUS304に比べ炭素量が低く、特に粒界腐食に対する抵抗性が優れています。また焼鈍状態の硬度が低く、加工硬化性が小さいので深絞り加工にも適しています。
※SUS304Lの“L”はLow carbonを表しています。

主な用途

ダイヤフラム、ベローズ、各種ばね部品

対応可能形状

製造可能範囲(コイル、板)

板厚

0.010~0.80mm

3.0~300mm

長さ

コイル もしくは L2000mm以下のシート

当社で製造するコイルやシート材の製造範囲です。

当社では特に指定のない場合、JIS規格に準拠して製造いたします。
海外規格は当材料と同等もしくは近似のものを掲載していますので、参考としてご利用ください。

JIS

SUS304L (G4305)

UNS

S30403

AISI/ASTM

304L

EN

1.4306

ISO

X2CrNi19-11

密度

7.90 g/cm³

比熱

502 J/(kg・K)

電気抵抗

72 μΩ・cm

ヤング率

193 GPa

熱膨張係数

17.3×10-6/K(0~100℃)

熱伝導率

16.3 W/(m・K)

融点

1380-1420 ℃

磁性

固溶化熱処理状態では非磁性ですが、加工により弱い磁性を持つようになります。

下表は焼鈍/2B仕上げ、強圧延仕上げの機械的性質の目安値です。
焼鈍仕上げ~強圧延仕上げの間でご希望の硬さ(仕上げ)で製造いたしますが、板厚によっては対応できない仕上げもございますので、まずはご相談ください。
※極薄箔の場合、焼鈍、2B仕上などの軟質材は、不具合(折れ、シワなど)発生の懸念があるため、対応できない場合がございます。

超微細結晶粒ステンレス鋼│nanoSUS®シリーズ

結晶粒径を微細化することで、強度、疲労特性、加工性の向上が見込めます。

ステンレス箔 (SUS箔)|板厚0.010mm~0.099mm

当社で取扱うすべてのステンレス鋼で箔材(板厚0.10mm未満)の製造が可能です。

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