特金イノベーション活動 Vol.35 【かんばん運用のその後】
2009/12/01
特金イノベーション活動とは、全社員参加の生産革新活動です。工場の生産や職場環境だけでなく営業活動も含め「改善」をし続けることにより業務の円滑化、経営改革を行いよりよい製品を提供できる職場を作り上げていくことを目的としています。2004年より活動をスタートしておりますが、いろいろな面で会社そのものを変化させ、また人のコミュニケーションを向上させることで進化を止めないことを行っております。
トヨタ式の一つである「かんばん」について、Vol.27で「これからでしょう」と文章を終えていますがその後どうなったかの経過を今回紹介します。
一般的に行われているかんばん方式を特金流に少し改良して運用しているのが写真のようなものです。当社で使用するワークロールを研磨しますが、ムダに作業しない、在庫を適正化していきたいと思い構想2ヶ月、運用4ヶ月が経ちました。それだけの期間で効果が出てきたのか?
今までは必要以上に研磨作業をしてしまい、品質が多少ばらついたり、過剰な在庫を抱えることで本当に必要なロールが何本なのかも把握できないくらい自由に作業をしていました。
しかし、かんばんで制御することにより後回しになっていた作業を行える時間が確保できるようになり、在庫切れを起こしてしまうことや特急作業の必要なものにも対応できるようになりました。
もともと、余力がある作業に今やる必要のない作業をやっていたのは事前に把握していて、本当に必要なものだけを作業することすら出来ていませんでしたのでまずは成功とし、次の戦略を練っています。
今回の運用により少なからずムダに作業することがなくなった証拠として、適正量をおこなっていることが追跡調査からわかりました。運用開始から1ヶ月で効果が出てきたことがわかります。今のところ順調に進められているのはうれしいことです。あくまでも特金流ですが、仕組みが出来上がり継続していくことでまた新たな問題点も発見されるでしょう。
次回へつづく


