特金イノベーション活動 Vol.29 【真実は何だ!?】
2009/09/02
特金イノベーション活動とは、全社員参加の生産革新活動です。工場の生産や職場環境だけでなく営業活動も含め「改善」をし続けることにより業務の円滑化、経営改革を行いよりよい製品を提供できる職場を作り上げていくことを目的としています。2004年より活動をスタートしておりますが、いろいろな面で会社そのものを変化させ、また人のコミュニケーションを向上させることで進化を止めないことを行っております。
早いものでもう9月に入りました。世間では野菜が不作で値段が高騰しているというのですが、我が家のこじんまりとした畑ではトマトやナス、ゴーヤなど大収穫でほぼ毎日食べています。食べ切れません。それらもそろそろ時期が終わりますので残すは落花生のみです。実はこれを一番楽しみにしています。
8月も生産目標は達成し、現場の士気は今まで以上に高まっています。
今回は現場で起こるさまざまなトラブルについていつも思うことを書きます。
製造現場というのは月総括とすれば目標達成とか「終わりよければ全てよし」のような流れがありますが、本当に毎日何かしら細かい事件があります。
例えば材料の不具合、機械の不具合、人の欠員など生産に関わるものだけでなく品質や安全にまで、小さなトラブルが大きくなることが発生しています。
先日、板厚が正確に出ているのかというものがありました。
製品の板厚が正確に出ないとなると当然ながら大問題になります。大のベテランが数人集まって原因を探ってもわからない。過去の経験からおおよそわかるはずなのに何だかわからない。
材料なのか、工程トラブルか、それとも機械そのものなのか?
考えられることをいろいろ試し、最終的に現場の長が行ったことは圧延ロールの交換。これが見事に正解! しかし、まだ解せない顔をしているのがものすごく印象的でした。「本当の原因これだったのかなあ?」と聞かれ、「いまはこれで修復されたのだからそうかもしれないけど、どうでしょう? 次また発生したときのために記録したほうがいいかもしれませんね」と話していました。
今回の事例で一番感じたのは、致命的トラブルを解決するのに、以前よりスピードアップしたこと、またそれに対する危機感から、最小限のリスクで問題解決しようとするところは数年前とは変わったのでしょう。大切なのはそのノウハウの伝承なのでベテランは意識しているのでしょう。
次回へつづく


